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鎌田・長谷部との日本人対決実現へ!浅野拓磨の先発出場を独紙予想。指揮官の見解は…

浅野拓磨 写真提供: Gettyimages

 VfLボーフムに所属する日本代表FW浅野拓磨(26)は、23日にアイントラハト・フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地(25)や元日本代表MF長谷部誠(37)とピッチで顔を合わせる可能性が高いようだ。22日、ドイツ紙『キッカー』が伝えている。

 浅野拓磨はセルビア1部の強豪パルチザンとの契約解除に踏み切り、ブンデスリーガ昇格組のVfLボーフムへ加入。開幕当初は筋肉に問題を抱えたため3試合で欠場を余儀なくされていたが、先月26日に行われた第6節・VfBシュツットガルト戦で復帰。その後は、日本代表の一員としてFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選2試合に出場すると、16日開催のブンデスリーガ第8節・グロイター・フュルト戦では後半途中からピッチに立ち、チームの勝利に貢献していた。

 同選手の状態について、トーマス・レイス監督はグロイター・フュルト戦のメディアインタビューで「代表戦後の木曜日、彼は筋肉に問題を抱えていたので、まったくトレーニングすることができなかった。 幸いなことに、一晩でコンディションが回復したので、彼を(グロイター・フュルト戦の)遠征に帯同させることができた」と説明していた。

 その中、『キッカー』は指揮官が浅野拓磨についてグロイター・フュルト戦でのパフォーマンスを高く評価していることから、24日に控える第9節・アイントラハト・フランクフルト戦では先発メンバーに抜てきする可能性が高いと主張している。

 また、レイス監督はフランクフルト戦にむけての記者会見において同選手の起用法を問われると「ほとんどのメンバーが揃っているのはいいことだ。ただ、レギュラーになれる可能性のある選手がまだいない。私はすべての選択肢、すべての競争に満足している」とコメント。浅野拓磨も起用可能という認識を示している。

 なお、VfLボーフムはグロイター・フュルト戦での勝利により2勝1分5敗としており、勝ち点7を獲得している。チームが依然として下位に低迷する中、浅野拓磨は昨季ブンデスリーガで上位争いを繰り広げたフランクフルト相手にどのようなパフォーマンスを見せるのだろうか。