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「ファウルだと思ったが…」古橋亨梧のプレスに相手MF恨み節!セルティックの先制弾演出

古橋亨梧 写真提供: Gettyimages

 セルティックに所属するFW古橋亨梧(26)は、16日開催のスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第9節・マザーウェル戦で先発出場し、プレスバックから先制ゴールを演出した。ただ、古橋亨梧にボールを奪われたマザーウェルのMFカラム・スラッテリー(22)は、主審の判定に納得していないようだ。17日、スコットランドの現地紙『THE NATIONAL』が伝えている。

 古橋亨梧はFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選2試合を終えて、先週なかばからセルティックのトレーニングに合流すると、マザーウェル戦では3トップの中央で先発出場。前半17分に自陣での激しいプレスバックにより、スラッテリーからボールを奪取。セルティックはすかさずカウンターに出ると、オーストラリア代表MFトム・ロギッチ(28)のスルーパスをペナルティエリア付近で受けたFWジョタ(22)が左足を振りぬき、先制ゴールを叩き出している。

 一方で、スラッテリーは古橋亨梧に倒されてボールを奪われた場面について「ファウルだと思ったけど、主審は笛を吹かなかった。そして彼らはカウンターに出て得点を決めたね。物事がうまくいくこともあれば、そうでない時もある。あの時はファウルだと思ったけど、(ファウルをとられなかったことを)失点の言い訳にするつもりはない」とコメントを残している。

 なお、この試合はセルティックが52分にMFデイヴィッド・ターンブル(22)のゴールでリードを広げると、マザーウェルに得点を許さず、2-0で勝利している。また、古橋亨梧は代表戦明けということもあり、シュート本数が1本に終わるなど本来のパフォーマンスを発揮できずに82分で途中交代。それだけに先制ゴールを演出したプレスバックは、本人やチームにとって大きな大きなワンプレーとなっている。