ラ・リーガ レアル・マドリード

CB強化を目指すレアル、本命はビジャレアルDFか。移籍金は約64億円

パウ・トーレス 写真提供: Gettyimages

 レアル・マドリードがビジャレアルに所属するスペイン代表DFパウ・トーレスの獲得を希望しているようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。

 今夏にスペイン代表DFセルヒオ・ラモスとフランス代表DFラファエル・バランを放出したレアル・マドリード。バイエルン・ミュンヘンを退団したオーストリア代表DFダビド・アラバを補強したものの、ラ・リーガ8試合で10失点を喫しており、カルロ・アンチェロッティ監督も守備の立て直しが必要であることを認めている。

 そうしたなか、レアル・マドリードはセンターバックの強化に向けて、レスター・シティに所属するU-21フランス代表DFウェズレイ・フォファナなど様々な選手をリストアップ。セビージャに所属するフランス代表DFジュール・クンデを主要ターゲットにしていたというが、8000万ユーロ(約103億円)の移籍金が必要になることから移籍金4000万ユーロ〜5000万ユーロ(約51億5000万円〜約64億3000万円)で獲得可能なパウ・トーレスを本命にしているようだ。

 マラガへのレンタル移籍を除いて、ビジャレアル一筋のキャリアを送るパウ・トーレスはビルドアップと対人守備の強さが魅力的なセンターバック。今夏に開催されたユーロ2020と東京オリンピックでフル稼働すると、今季はここまでラ・リーガ4試合に出場している。