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「高い代償に…」板倉滉を独メディアが低評価!ミスから決勝ゴール許す

板倉滉 写真提供:Gettyimages

 シャルケに所属するU24日本代表DF板倉滉(24)は、17日開催の2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)第7節・カールスルーエ戦でフル出場したものの、チームは1-2で敗れた。ドイツメディア『RUHR24』は同選手のパフォーマンスに対して及第点以下の厳しい評価を下している。

 板倉滉はFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選に臨む日本代表への合流直後、右足に問題を抱えたことにより代表チームを離脱。インターナショナルマッチウィーク明け初戦の第6節・パダーボルン戦に間に合うか微妙と伝えられていたが、リベロ(3バックの中央のポジション)で先発出場してチームの勝利に貢献していた。

 そんな板倉滉はカールスルーエ戦でも先発出場。シャルケはキックオフ直後にコーナキックから先制点を許したものの、15分に同点に追いつく。しかし、1-1で迎えた72分にアイスランド代表MFヴィクトル・パルション(30)にレッドカードが提示され1人少ない状況となると、試合終了間際の88分には自陣右サイドにおける板倉滉のボールロストから失点。試合はそのまま1-2で終了し、ホームゲームで黒星を喫している。

 『RUHR24』は勝ち越しゴールを許した場面でミスを犯した板倉滉に対して「コウのボールロストは高い代償になった」という見出しのもと、及第点以下の「4」(ドイツでは1から6までの評価であり、数字が小さいほど高評価。及第点は「3」)という低評価を下している。くわえて、守備時のタックル成功率が20%と低かったことも指摘した。

 パダーボルン戦では何本ものシュートをブロックして勝利に大きく貢献していたが、今節は自らのミスから2ポイントを落とす格好となってしまった。