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バルサ、グリーズマン巡るアトレティコとの取引内容判明!年俸負担や買取義務発生条件は…

アントワーヌ・グリーズマン 写真提供: Gettyimages

 バルセロナは8月31日にフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(30)のアトレティコ・マドリード復帰を公式発表しているが、両クラブの取引内容が明らかになっているようだ。2日、スペイン・カタルーニャの地元メディア『Catalunya Radio』が報じている。

 グリーズマンの去就を巡っては、以前にスペイン代表MFサウール・ニゲス(26)と入れ替わる形でアトレティコへ復帰する可能性が伝えられていたが、アトレティコの会長が両選手によるトレードの可能性を否定していた。しかし、スペイン国内の移籍市場最終日に両クラブが交渉が一気に進展。そして4000万ユーロ(約52億円)の買い取り義務、1年のレンタル期間延長オプションが付いた1年レンタルにより合意。グリーズマンのアトレティコ復帰が正式決定している。

 その中、『Catalunya Radio』の報道によると、グリーズマンがバルセロナに復帰しない限り、バルセロナは同選手の給与を負担することはないほか、アトレティコからすでに移籍金として1000万ユーロ(約13億3000万円)が支払われているとのこと。また、スペイン紙『マルカ』は出場試合数次第では買い取り義務が発生しない可能性があると指摘している。

 なお、グリーズマンとのトレードが噂されていたサウールは、移籍市場最終日にチェルシーへのレンタル移籍が決まっている。