Jリーグ ヴィッセル神戸

神戸退団マシカ、Jリーグ他クラブ移籍は消滅か…欧州で練習する動画を投稿

ヴィッセル神戸 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸を退団したケニア代表FWアユブ・マシカ(28)は、Jリーグの他クラブへ移籍するとの憶測が飛び交っていたが、日本でプレーを続ける可能性は低いかもしれない。

 マシカは昨年10月に中国スーパーリーグの北京人和を退団して無所属状態となっていた中、今年3月にヴィッセル神戸へ加入。4月17日に開催された明治安田生命J1リーグ第10節・湘南ベルマーレ戦でデビューすると、翌週に行われた第11節・鹿島アントラーズ戦では先発出場。しかし、その後はリーグ戦で一度も先発メンバーに名を連ねることなく、6試合での途中出場にとどまっていた。そしてヴィッセル神戸は今月12日に双方合意のもとマシカとの契約解除を行ったと公式発表。同選手はクラブ公式サイトを通じて、出場機会の少なさが退団の理由であることを明かしていた。

 マシカはヴィッセル神戸退団後の今月17日、東京タワーが見える場所に滞在していることを示唆する動画を自身のインスタグラムアカウントに投稿。Jリーグファンの間で日本でのプレー続行を期待する声が上がっていた。

 しかし、同選手はベルギー国内の港湾都市アントワープにあるスポーツクラブでトレーニングに励む自身の姿をSNSに投稿。また、スポーツクラブの公式インスタグラムアカウントでは、27日にマシカがヴィッセル神戸のユニフォーム姿でトレーニングを行う動画が公開されている。

 今月下旬に日本を離れたことにより、Jリーグでのプレー続行の可能性が限りなく低くなったマシカは、欧州で新天地を探しているかもしれない。