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チェルシー、セビージャDF獲得でクラブ間合意!65億円への値下げ成功

ジュール・クンデ 写真提供: Gettyimages

 チェルシーはフランス代表DFジュール・クンデ(22)の獲得でセビージャと合意に達したようだ。25日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 クンデの去就を巡っては、レアル・マドリードやトッテナム・ホットスパーからの関心が伝えられていた。しかし、セビージャは同選手との契約を2024年6月まで残しているほか、9000万ユーロ(約116億円)による契約解除条項が盛り込まれていることもあり、噂は立ち消えとなっていた。その中、守備陣の強化を目指すチェルシーがクンデに対する関心を強めると、先月末に選手サイドと2026年6月までの5年契約を結ぶことで合意に達していた。

 また、セビージャは当初、移籍金として少なくとも6500万ユーロ(約85億円)を要求していたとのこと。しかし、チェルシーはセビージャとの交渉を続けると、今月25日までに移籍金5000万ユーロ(約65億円)+ボーナスという条件で合意を取り付けたようだ。

 そして、チェルシーはジュール獲得の前にフランス代表DFクル・ズマ(26)を放出する方針を固めている模様。すでにウェストハム・ユナイテッドとクラブ間合意に達しているが、選手サイドがウェストハムへの移籍に難色を示していた。しかし、25日夜になって選手サイドがウェストハムとの交渉に応じたという。

 なお、クンデは2019年夏にリーグアンのボルドーからセビージャへ完全移籍。2019/20シーズンにラ・リーガで25試合に先発出場して定位置をつかむと、昨季はUEFAヨーロッパリーグで6試合、リーグ戦で33試合に先発出場。また、EURO2020ではグループステージ第3節・ポルトガル戦でフル出場していたが、ベスト16敗退までの残り3試合では出番がなかった。