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アーセナル、ウーデゴール獲得でレアルと合意か!移籍金45億円で決着へ

マルティン・ウーデゴール 写真提供: Gettyimages

 アーセナルでのレンタル期間を終えてレアル・マドリードへ復帰していたノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールは、完全移籍によるアーセナルへの加入に迫っているようだ。17日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 現在22歳のウーデゴールは、昨季終了後におよそ半年間にわたるアーセナルでのレンタル期間が満了を迎えたことにより、レアル・マドリードへ復帰。カルロ・アンチェロッティ新監督のもとでプレシーズントレーニングに参加していた。

 しかし、指揮官はウーデゴールに出場機会を与えることがスペイン代表MFイスコをはじめ競争相手が多いことを理由に難しい状況にあることを先週に明言。くわえて、同選手は14日に行われたラ・リーガ2020/21シーズンの開幕節・デポルティーボ・アラベス戦でメンバー外となったほか、17日の全体トレーニングに姿を見せていないという。

 その中、『マルカ』の報道によると、アーセナルはウーデゴールを完全移籍により獲得することでレアル・マドリードと概ね合意に至った模様。移籍金は3500万ユーロ(約45億円)にのぼるものとみられる。

 なお、ウーデゴールは昨夏にレアル・ソシエダでのレンタル期間を終えてレアル・マドリードに復帰したものの、2020/21シーズンは2度のわたる負傷離脱もありレアル・マドリードで公式戦わずか5試合の先発出場にとどまっていた。その後、同選手は出場機会を求めてクラブ首脳陣に対して今冬移籍を志願。今年6月までのレンタル移籍によりアーセナルへ加入すると、ミケル・アルテタ監督のもとでプレミアリーグ9試合、UEFAヨーロッパリーグ5試合で先発出場し、復調の気配を見せていた。