ラ・リーガ バルセロナ

メッシのバルサ退団の影響が…新戦力アグエロが今冬移籍検討か

セルヒオ・アグエロ 写真提供: Gettyimages

 今夏バルセロナに加入したアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロは、FWリオネル・メッシの退団が理由でバルセロナを離れる可能性が取りざたされていたが、本人がサポーターに対して残留の意思を伝える動画が拡散していた。しかし、同選手は今シーズンなかばでのバルセロナ退団を検討しているかもしれない。17日、イギリスメディア『SPORT BIBLE』が報じている。

 現在33歳のアグエロは、マンチェスター・シティで前線で必要不可欠な戦力としてゴールを量産し、4度のプレミアリーグ優勝に大きく貢献。しかし、昨年6月にひざを負傷したことにより長期離脱を強いられると、昨季はハムストリングの負傷や新型コロナウイルス感染による自主隔離などにより公式戦わずか8試合の先発出場にとどまり、昨季限りでマンチェスター・シティを退団。6月上旬にバルセロナと2年契約を結んでいた。

 しかし、アルゼンチン代表でチームメイトの関係にあるメッシの退団により、アグエロもバルセロナを離れる可能性が浮上。その中、今月上旬にアグエロ本人はバルセロナのトレーニング施設を出る際、車越しでファンに対して「1年間ずっといる、心配ない」と告げていた。

 ただ、一部メディアの報道によると、選手サイドは今シーズン途中でメジャーリーグサッカー(MLS)への移籍を視野に入れている模様。また、アグエロは右ふくらはぎの負傷により戦線離脱を余儀なくされているが、バルセロナとの契約内容には負傷を理由に契約を解消することが可能という内容の条項が付いているとのことだ。

 メッシのバルセロナ退団は各方面に大きな影響を与えているが、メッシとの共闘を臨んでいたアグエロはどのような心境で新シーズンを迎えているのだろうか。