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ヴィオラ、21歳FW売却に90億円要求か!すでにアトレティコからのオファー却下

ドゥシャン・ブラホビッチ 写真提供: Gettyimages

 フィオレンティーナのセルビア代表FWドゥシャン・ブラホビッチには、以前から多くのクラブが関心を寄せているが、フィオレンティーナは高額の移籍金を求める姿勢を崩していないようだ。14日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。

 現在21歳のブラホビッチは2018年夏にセルビア1部の強豪パルチザンからフィオレンティーナに完全移籍により加入。セリエAの舞台で頭角を現すと、昨季はリーグ戦で37試合に出場して21ゴールをマーク。イタリア国内屈指の有望株として注目を集めている。また、ブラホビッチはフィオレンティーナとの契約を2023年6月まで残している。

 フィオレンティーナはすでに選手サイドと契約延長にむけて交渉を行っている模様。また、先日にはアトレティコ・マドリードから移籍金6000万ユーロ(約78億円)によるオファーが届いていたが、これを却下したと伝えられていた。

 その中、 『コリエレ・デッロ・スポルト』 の報道によると、フィオレンティーナはブラホビッチの獲得を狙うクラブに対して、少なくとも7000万ユーロ(約90億円)の支払いを求めている模様。アトレティコの他にアーセナルやトッテナムも同選手への関心を寄せる中、国外クラブに対するけん制を行っているようだ。

 なお、ブラホビッチは13日に行われたコッパ・イタリア(イタリア国内カップ戦)1回戦のコゼンツァ・カルチョ戦で2ゴールをマーク。チームの勝利に大きく貢献している。