ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

元アトレティコFWコスタ、母国復帰が正式決定!8カ月無所属状態も…

ジエゴ・コスタ 写真提供: Gettyimages

 アトレティコ・マドリードを昨年末に退団した元スペイン代表FWジエゴ・コスタは、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のアトレチコ・ミネイロへの加入が正式決定した。14日、クラブ公式サイトがこれを伝えている。

 ブラジル出身のコスタは、2018年1月にチェルシーからアトレティコ・マドリードへ復帰すると、2017/18シーズンのUEFAヨーロッパリーグ制覇に大きく貢献。翌シーズン以降もコンスタントに出場機会を得ていたが、昨年末に個人的事情によりアトレティコ・マドリードを退団していた。また、同選手の去就を巡っては、アーセナルやオリンピック・マルセイユなどヨーロッパ圏内の複数クラブが獲得に興味を示したほか、今年2月にはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のパルメイラスへの加入間近となっていたが、実現には至っていなかった。

 そして今夏には、ウルバーハンプトン・ワンダラーズやスュペル・リグ(トルコ1部)のベシクタシュから関心を寄せられる中、選手サイドはボローニャと年俸250万ユーロ(約3億2000万円)による2年契約で合意。しかし、シニシャ・ミハイロビッチ監督が同選手の獲得を拒否したことにより、破談に終わっていた。

 その後、アトレチコ・ミネイロは選手サイドとの交渉を進めると、今月13日までに年俸300万ドル(約3億3000万円)による2年契約で合意。そしてアトレチコ・ミネイロは同選手の獲得を公式発表している。