ユベントスは2日、イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニとの複数年による新契約締結を公式発表している。
現在36歳のキエッリーニは、10シーズン以上にわたりユベントスに在籍。セリエA9連覇や4度のコッパ・イタリア優勝など数多くのタイトル獲得に貢献していた。しかし、直近数シーズンは度重なる負傷離脱に見舞わていたが、2020/21シーズンは公式戦22試合で先発メンバーに名を連ねていた。
また、シーズン終了後にはイタリア代表の一員としてEURO2020(欧州選手権)に臨んでいた。同選手はグループステージ2試合に出場したほか、準々決勝・ベルギー戦と準決勝・スペイン戦ではフル出場してチームの勝利に貢献。そして決勝・イングランド戦でもDFレオナルド・ボヌッチとともにフル出場でタイトル獲得を成し遂げていた。
一方、ユベントスとの契約は今年6月に満了を迎えたことにより、しばらくフリーの身となっていた。しかし、選手サイドとクラブ首脳陣は順調に新契約締結にむけた交渉を進めると、2023年6月までの2年契約を新たに結んでいる。
なお、キエッリーニとともにユベントスの精神的支柱であったGKジャンルイジ・ブッフォンは、古巣パルマへ復帰している。ベテランGKの退団により、キエッリーニに求められる役割は、より重要なものになりそうだ。
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