Jリーグ 横浜FC

横浜FC、新加入のブラジル人2選手が来日!最速デビューは来月中旬の仙台戦か

横浜FCのサポーター 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの横浜FCは、ブラジル人FWフェリペ・ヴィゼウとDFガブリエウ・コスタ・フランサの来日を公式発表した。

 現在24歳のフェリペ・ヴィゼウはウディネーゼで出場機会に恵まれず、昨年10月にセアラーSCへレンタルにより加入。昨季はリーグ戦でわずか3試合の先発出場に終わると、今季も出場試合は第2節・サントスFC戦のみとなっており、これ以外の全試合でメンバー外となるなど厳しい立場に置かれていた。その中、今月21日にウディネーゼからのレンタル移籍により、横浜FCへの加入が正式に決まっている。

 一方、現在26歳のガブリエウはアトレチコ・ミネイロの下部組織で頭角を現し、2016年にトップチームへ昇格。プロ1年目からリーグ戦で14試合で先発メンバーに名を連ねるなど一定の出場機会を得ていたが、2019年1月にボタフォゴFRへレンタル移籍。アトレチコ・ミネイロへ復帰して臨んだ昨季は公式戦わずか10試合の先発出場にとどまっていた。そして同選手は今季ここまでリーグ戦で4試合に先発出場していたが、今月に入って一度もピッチに立っていなかった。

 ガブリエウの去就を巡っては、横浜FCが今月に入って獲得オファーを提示すると、移籍金200万ドル(約2億2000万円)を支払うことでクラブ間合意。そして19日に横浜FCへの加入が公式発表されている。

 なお、2選手は入国後、新型コロナウイルス感染拡大防止の追加的防疫措置として14日間の待機期間をへてチームに合流する予定となっている。横浜FCは来月9日にJ1リーグ第23節・名古屋グランパス戦を控えているが、合流からわずか3日程度しか経っていない計算となる。そのため、2選手のデビューは早くても14日に開催予定の第24節・ベガルタ仙台戦になると予想される。