Jリーグ サガン鳥栖

鳥栖、名古屋戦からカメラ設置が禁止に。ネット上での試合映像配信が問題に…

サガン鳥栖のホーム・駅前不動産スタジアム 写真提供:GettyImages

 明治安田生命J1リーグのサガン鳥栖は、17日にホームの駅前不動産スタジアムで開催されるJ1リーグ第20節・名古屋グランパス戦からサガン鳥栖運営管理規定の一部を改定することを公式発表している。

 クラブの発表によると、「サガン鳥栖運営管理規定第5条10項」における禁止事項として、これまで「試合の音声、映像、描写もしくは結果の全部または一部をインターネットその他のメディアを通じて配信すること」のみだったが、今回新たに「許可なく試合会場へカメラを設置すること」を追加している。

 この理由として、サガン鳥栖はYouTubeやTwitterをはじめネット上で試合映像が配信されているケースが相次いでいることを挙げており、インターネット上への試合映像の配信をなくすという観点から禁止事項の改定に踏み切っているとのことだ。

 今回の改定により、私的目的であっても許可がない場合は、試合会場で三脚や手すり等にカメラを設置して撮影する行為が禁止となる。クラブは「無人で設置されているカメラを発見した場合は、係員にて回収後、拾得物として処理させていただく場合がございます」と注意喚起を行っている。