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久保建英獲得へレアル・ソシエダがオファー提示!古巣マヨルカも関心強める

久保建英 写真提供: Gettyimages

 東京五輪の日本代表MF久保建英は、ヘタフェでのレンタル期間を終えてレアル・マドリードに復帰しているが、複数のクラブが同選手に関心を寄せている。その中、レアル・ソシエダが獲得オファーを提示したようだ。15日、スペインメディア『EL DIARIO VASCO』が報じている。

 バルセロナの下部組織出身である久保建英は、2019年夏に明治安田生命J1リーグのFC東京からレアル・マドリードへ完全移籍。ジネディーヌ・ジダン前監督から高い評価を受けたが、RCDマヨルカ、ビジャレアルへの武者修行をへて今年1月に半年間のレンタル移籍によりヘタフェへ加入。ヘタフェではリーグ戦で18試合に出場したが、レギュラー奪取には至っていなかった。

 久保建英はレアル・マドリードとの契約を2024年6月まで残している。同選手の去就を巡っては、レアル・ベティスやエスパニョールなどスペイン国内の複数クラブが獲得に興味を示していると伝えられていた。

 その中、2020/21シーズンのリーグ戦を5位で終えたレアル・ソシエダが、レアル・マドリードに対して久保建英獲得のオファーを提示した模様。また、ラ・リーガへの復帰を果たしたRCDマヨルカも同選手の再レンタルに向けた動きを見せているという。

 レアル・ソシエダは元スペイン代表MFダビド・シルバやFWミケル・オヤルサバル、FWアンデル・バレネチェアなど攻撃陣で多くのタレントを抱えている。ただ、元ベルギー代表MFアドナン・ヤヌザイとスペイン人FWマルティン・メルケランスの去就が不透明となっており、この2選手の去就が久保建英の今後を左右する可能性があるようだ。