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C大阪退団のデサバト、母国復帰が正式決定!ブラジル1部加入間近と現地報道も…

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 明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪でプレーした過去をもつアルゼンチン人MFレアンドロ・デサバトは、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のシャペコエンセ加入に近づいていたが、14日になって母国復帰が正式に決まった。

 現在31歳であるデサバトの去就を巡っては、アルゼンチンのクラブ・アトレティコ・ウラカンが関心を寄せていたほか、CRヴァスコ・ダ・ガマへ復帰するという報道が飛び交っていたが、実現には至っていなかった。

 その中、アルゼンチン1部のCAロサリオ・セントラルが、主力のアルゼンチン人MFロドリゴ・ビジャグラの後釜候補としてデサバトをリストアップ。ただ、当初はデサバトではなく、アルゼンチン1部のゴドイ・クルスを契約満了により先月末をもって退団したペルー代表MFウィルデル・カルタヘナの獲得に本腰を入れていると報じられていた。

 また、デサバトにはトルコ国内クラブも関心を寄せる中、選手サイドがシャペコエンセ首脳陣との交渉を進めており、今週に入ってブラジル国内メディアがシャペコエンセへの加入が濃厚であると伝えていた。

 しかし、CAロサリオ・セントラルは14日にデサバトとの契約締結を公式発表。契約期間は2022年12月までの1年半となっている。

 なお、デサバトは2019年にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のCRヴァスコ・ダ・ガマからセレッソ大阪へ完全移籍により加入。ミゲル・アンヘル・ロティーナ前監督のもと中盤での守備的な役割を主に期待され、移籍1年目の2019シーズンは21試合に先発出場。昨季も25試合で先発メンバーに名を連ねたが11月下旬以降はベンチ外になることが多く、シーズン終了後に契約満了により退団。半年以上にわたって無所属状態となっていた。