Jリーグ 鹿島アントラーズ

鹿島前監督ザーゴ、ボリビア強豪行きの可能性浮上!すでに交渉開始

鹿島アントラーズのホーム 県立カシマサッカースタジアム 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズを今季途中まで率いていたアントニオ・カルロス・ザーゴ氏は、ボリビア1部のボリバルの監督に就任する可能性があるようだ。13日、スペインの日刊紙『ラ・ラソン』が報じている。

 ザーゴ氏はブラジル国内の複数クラブで指揮を執った後、昨季から鹿島アントラーズを率いていた。しかし、今季はJ1リーグ開幕節・清水エスパルス戦で逆転負けを喫すると以降も勝ち点を積み重なることができず、4月11日に行われた第9節・北海道コンサドーレ札幌戦をドローで終えた後に解任となっていた。また、解任後はカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のフォルタレーザECやコリンチャンスの指揮官に就任する可能性が報じられていたが、現時点ではフリーの身である。

 一方、シティ・グループと提携しているボリバルは28度の国内リーグ優勝を誇る強豪であるが、昨季は首位から2ポイント差の3位に終わると、今季もここまで8試合を消化して勝ち点17を獲得。首位から3ポイント差の2位となっている。

 ボリバルは複数の候補をリストアップする中、ザーゴ氏との交渉を順調に進めている模様。合意には至っていないが、現在は契約内容の詳細を詰めている段階にあるという。Jリーグでは成功を収めることができなかったザーゴ氏だが、ボリビアに新天地を求めることになるのだろうか。