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武藤嘉紀、ニューカッスルで構想外も…レンタル終了でエイバル退団

武藤嘉紀 写真提供: Gettyimages

 ラ・リーガ(スペイン1部)のエイバルをレンタル期間満了により退団した日本代表FW武藤嘉紀は、ひとまずニューカッスル・ユナイテッドのトレーニングに合流したようだ。6日、クラブ公式サイトが伝えている。

 武藤嘉紀は2015年夏にFC東京からマインツへ完全移籍。2018年夏にはニューカッスル・ユナイテッドへ加わったが出場機会に恵まれず、昨夏にエイバルへ1年レンタルにより加入。2020/21シーズンは15試合の先発出場にとどまったほか、今年3月から1カ月以上にわたりベンチ外となっていた。そしてエイバルはセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)への降格が決まったことにより、シーズン終了後に武藤嘉紀や日本代表MF乾貴士をはじめ複数選手の退団を発表している。

 武藤嘉紀はニューカッスルとの契約を来年6月まで残しているが、スティーブ・ブルース監督は同選手を構想に含めていないため今夏放出の可能性があると伝えられていた。しかし、現時点で他クラブからのオファーが届いていないこともあり、武藤嘉紀本人は今月6日、2021/22シーズンにむけたトレーニングに姿を現している。

 乾貴士とともに去就不透明となっている武藤嘉紀だが、果たしてプレミアリーグ開幕までにオファーが届くことはあるのだろうか。