Jリーグ 横浜F・マリノス

横浜FM、宮市亮の獲得発表!キャリア初のJリーグ挑戦へ

宮市亮 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスは5日午前、2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のザンクト・パウリを退団していたFW宮市亮の獲得を公式発表している。

 宮市亮は2015年夏にアーセナルとの契約を解除し、ザンクト・パウリにフリーで加入。しかし、開幕前のトレーニングマッチで左ひざの前十字靭帯断裂という大怪我を負い、移籍1年目はリーグ戦6試合の出場に終わる。その後も度重なる負傷離脱に悩まされていたが、2018/19シーズン以降は公式戦でコンスタントに出場機会を得ていた。

 ただ、同選手は再びひざのコンディションに問題を抱えると、昨年6月5日に行われた2.ブンデスリーガ第30節・ボーフム戦を最後に、およそ11カ月以上にわたり公式戦を欠場。コンディション回復に時間を要したが、今年5月16日に開催された第33節・ハノーファー戦で後半途中からピッチに立ち、およそ1年ぶりとなる復帰を果たしていた。

 しかし、ザンクト・パウリは2020/21シーズン終了後、宮市亮が契約満了により退団することを発表。同選手の去就に注目が集まる中、自身のプロキャリアで初めてとなるJリーグクラブ加入へと至っている。

 宮市亮は横浜F・マリノスへの加入について「横浜F・マリノスに加入することになりました宮市亮です。横浜F・マリノスという日本サッカーを創世紀から牽引してきたトップクラブで日本でのチャレンジができることを嬉しく思います。1 日でも早くピッチに立ち、国内タイトル、そしてACL 出場権獲得に向けて全力で戦い、チームとファン・サポーターの方々に宮市を取って良かったと思ってもらえるように頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします」とクラブ公式サイトを通じて意気込みを語っている。

 なお、横浜F・マリノスは同選手の背番号が「17」に決まったこと、および2週間の隔離期間をへて5日からチームのトレーニングに合流したこともあわせて発表している。