Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

札幌、アンデルソン・ロペスの中国移籍を発表「札幌は私にとって第二の故郷になりました」

北海道コンサドーレ札幌のアンデルソン・ロペス(写真右) 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの北海道コンサドーレ札幌は3日、ブラジル人FWアンデルソン・ロペスが中国スーパーリーグの武漢足球倶楽部へ完全移籍により加入することを公式発表している。

 アンデルソン・ロペスは、2019年に韓国KリーグのFCソウルから北海道コンサドーレ札幌へ完全移籍により加入。昨季は新型コロナウイルス感染拡大の影響によりブラジルからの入国が7月下旬にずれ込んだものの、公式戦27試合に出場し10得点をマーク。そして今季はJ1リーグ開幕節・横浜FC戦で先発出場しゴールをあげると、チームが負傷離脱者を抱える中ここまでリーグ戦14試合で先発メンバーに名を連ねていたが、先月中旬以降はチームから離脱していた。

 同選手は北海道コンサドーレ札幌退団について「今日は私のプロサッカー人生における貴重で素晴らしい経験をさせてくれたクラブとお別れをすることになりとても寂しい気持ちでいっぱいです。 私はこの2年半で多くのことを学び成長することができました。 重要なゴールと勝利を収めた2019Jリーグアジアチャレンジinタイでの喜びとすごく興奮したところからはじまり、敗戦により上手くいかない時にチームのみんなと辛い時期を過ごしたことも鮮明に覚えています」

 「札幌は私にとって第二の故郷になりました。 ここへ来て以来、皆さんから受けた愛情は私の心に刻まれ一生忘れません。スタジアムでサポーターが一体となって応援歌を歌ってくれたこともすごく嬉しかったし光栄なことでした。これらの思い出が私の心に残ることが永遠に誇りであります」

 「チームフロントの皆さんと監督が自分に寄せてくれた信頼と、心優しいチームメイトやスタッフの支え、そしてクラブのみんなと築き上げた友情、そしてサポーターの方々から常に心温まる応援と敬意の気持ち、その全てに感謝の言葉しかありません。私は常にクラブが勝利と成功の道を歩むことを望みこれからも全力で応援します!ありがとう札幌!」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残した。