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エバートン、元リバプール監督を招へい!アンチェロッティが今夏レアルに復帰

ラファエル・ベニテス 写真提供:Gettyimages

 エバートンは30日、カルロ・アンチェロッティ前監督の後任として、ライバルクラブであるリバプールを率いた過去をもつラファエル・ベニテス氏を招へいしたと公式発表している。

 エバートンは2019年12月からカルロ・アンチェロッティ氏がチームを指揮。今季は昨年末の時点でプレミアリーグ2位と好調を維持していたが、今年3月以降に勝ち点を積み重ねられず、10位でシーズンを終えていた。また、アンチェロッティはエバートンとの契約を2024年6月まで残していたが、レアル・マドリードからオファーが届いたことにより、今月1日付で解除。ジネディーヌ・ジダンの後任として6年ぶりにレアル・マドリードの指揮官に就任している。

 一方、ベニテス氏は2004年夏にリバプールの監督に就任すると、1年目の2004/05シーズンにUEFAチャンピオンズリーグを制覇。翌2005/06シーズンにはFAカップのタイトルを獲得。2010年夏にリバプールを退団した後は、インテル、ナポリ、チェルシー、レアル・マドリードなど複数クラブで指揮を執っていたが、今年1月に中国スーパーリーグの大連一方の監督を退任して以降はフリーの身となっていた。

 エバートンはベニテス氏と2024年6月までの3年契約を締結したことを発表。これにより、同氏はマージーサイドダービーで激突するリバプールのエバートンの両クラブを率いる史上初めての指揮官となった。なお、ベニテス氏には脅迫のメッセージが送られるなど、多くのエバートンサポーターの間が反発している。