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川崎の東京五輪世代日本代表MF田中碧、ドイツ2部が1年レンタルでの獲得発表!

川崎フロンターレ

 2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のフォルトゥナ・デュッセルドルフは26日、明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレでプレーしていた東京五輪世代の日本代表MF田中碧の獲得を公式発表している。

 現在22歳の田中碧は、川崎フロンターレの下部組織で頭角を現すと、2017年にトップチームへ昇格。2018シーズンまでは出場機会が限られていたが、2019シーズンは日本代表MF大島僚太の負傷離脱もあり、J1リーグで24試合に出場。そして昨季は中盤センターの主力としてリーグ戦31試合でピッチに立ち、リーグ優勝や天皇杯制覇に大きく貢献していた。

 同選手は今季もここまで今季もここまで公式戦19試合に先発出場。その中、今月20日に移籍を前提とした調整に入ったことによるチームから離脱。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ東地区の集中開催によるウズベキスタン遠征には帯同していなかった。

 デュッセルドルフは田中碧を買い取りオプション付きの1年レンタルで獲得したと発表。同選手は「自分自身にとって、この大きな一歩を踏み出せたことを嬉しく思います。自分がユースの頃から所属していたクラブを離れるのは簡単ではありませんでしたが、今はフォルトゥナでの自分の役割を楽しみにしています。チームメイト、ドイツサッカー、フォルトゥナファンの皆さんと知り合うこと、そして大きな日本人コミュニティーのあるデュッセルドルフで多くの経験を詰めることを楽しみにしています」とコメントを残している。