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浦和、マウリシオと契約解除へ!中東移籍へ個人合意間近と現地報道

マウリシオ 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの浦和レッズのブラジル人DFマウリシオは、サウジアラビア1部のアル・バーティンへのフリー移籍間近となっているようだ。23日、サウジアラビア国内メディア『Saudi League』が報じている。

 マウリシオは昨夏、浦和レッズからプリメイラリーガ(ポルトガル1部)のポルティモネンセへ1年レンタルにより加入。今季はリーグ戦で33試合に先発出場するなど、最終ラインで再びレギュラーに定着するとともに、プリメイラリーガ残留に貢献。ただ、今月末にレンタル期間満了を迎えることもあり、去就が不透明となっていた。

 マウリシオについて、当初はポルティモネンセが浦和レッズが保有権を持つFWファブリシオとともに完全移籍による獲得を目指していると伝えられていた。しかし、一部のブラジルメディアはラ・リーガ(スペイン1部)のバレンシアが浦和レッズとの交渉を開始したと報道すると、今週に入ってポルトガルメディアは同選手がサウジアラビア1部のアル・バーティンとの3年契約締結に近づいていると伝えていた。

 アル・バーティン首脳陣がマウリシオの代理人との交渉は順調に進み、最終段階に入っている模様。浦和レッズは2022年1月までの現行契約を更新しない方針を固めているほか、『Saudi League』はアル・バーティンは同選手の年俸のみを支払うと報道。マウリシオと浦和レッズは残りおよそ半年間となった契約を解除するものとみられる。

 なお、マウリシオは23日に自身のインスタグラムアカウントで、浦和レッズ退団を示唆するメッセージを残している。