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吉田麻也にカリアリ移籍の可能性!FW獲得目指すサンプドリアが交換要員に…

吉田麻也 写真提供: Gettyimages

 サンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也には、フィオレンティーナが関心を寄せているが、カリアリも移籍先候補にあがっているようだ。10日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 現在32歳の吉田麻也は、昨年1月にサウサンプトンからサンプドリアへレンタルにより加入。クラウディオ・ラニエリ前監督から信頼を勝ちとると、買い取りオプション行使により昨夏に完全移籍で加わっている。今季はセリエAで25試合に先発出場するなど、守備陣の中心選手として本来のパフォーマンスを発揮していたが、今季終了後にラニエリ監督の退任が発表されている。

 吉田麻也は今年1月にサンプドリアと来年6月までの新契約を結んでいる。ただ、同選手の去就を巡っては、フィオレンティーナがアルゼンチン代表DFヘルマン・ペッセージャとセルビア代表DFニコラ・ミレンコビッチの退団時に備えてリストアップしていると伝えられていた。

 その中、新たにカリアリも吉田麻也を獲得候補に含めている模様。カリアリはウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディンに今夏退団の可能性が浮上している。また、サンプドリアは前線の強化を目指しており、カリアリのアルゼンチン人FWジョバンニ・シメオネの獲得を目指している模様。すでにカリアリに対して、交渉材料に吉田麻也やチェコ代表MFヤクブ・ヤンクトを盛り込む形でオファーを提示したとのことだ。

 今夏にはOA(オーバーエイジ)枠の一員として東京五輪に出場することが濃厚となっている吉田麻也。自身のプレーを高く評価していたラニエリ監督がクラブを離れたことにより、去就が不透明となっているかもしれない。