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インテル、フランクフルトMFと個人合意!構想外のオーストリア代表MFとトレードも

フィリップ・コスティッチ 写真提供: Gettyimages

 インテルはアイントラハト・フランクフルトで日本代表MF鎌田大地やMF長谷部誠のチームメイトであるセルビア代表MFフィリップ・コスティッチの獲得に迫っているようだ。10日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 現在28歳のコスティッチは、2018年夏にハンブルガーSVからアイントラハト・フランクフルトへ買い取りオプション付きのレンタルにより加入。移籍1年目にブンデスリーガ33試合で先発出場し、10ゴール13アシストと鮮烈なパフォーマンスを披露すると、2019年夏に買い取りオプション行使で完全移籍により加入。今季も左サイドを主戦場にブンデスリーガで30試合に出場。4ゴール17アシストをあげ、鎌田大地とともにクラブの上位躍進に貢献していた。

 コスティッチはフランクフルトとの契約期間を2023年6月まで残しているが、すでにインテルと契約締結で個人合意に至っている模様。一方、フランクフルトは同選手の放出で少なくとも2000万ユーロ(約27億円)を求める構えを見せているとのことだ。

 なお、フランクフルトは今季インテルからボルシア・メンヒェングラートバッハへレンタルにより加入していたオーストリア代表MFバレンティーノ・ラザロに関心を寄せている。一部のドイツメディアはラザロとコスティッチをトレードする可能性を伝えているが、今後両クラブの交渉に注目が集まる。