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リバプール退団のオランダ代表MF、PSG加入間近に!バルサ移籍報道から一転

ジョルジニオ・ワイナルドゥム 写真提供: Gettyimages

 リバプールを契約満了により退団することを明言しているオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムの移籍先は、バルセロナではなくパリ・サンジェルマン(PSG)になる可能性が高まっているようだ。6日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 ワイナルドゥムは2016年夏にニューカッスル・ユナイテッドからリバプールへ完全移籍により加入。中盤センターの主力として活躍すると、2018/19シーズンにUEFAチャンピオンズリーグ制覇に大きく貢献していた。そして今季もチーム内で負傷離脱者が相次ぐ中、公式戦44試合に先発出場。一部のリーグ戦ではキャプテンマークを巻くなど、ユルゲン・クロップ監督から信頼を寄せられていたが、先月23日のプレミアリーグ最終節・クリスタル・パレス戦後に今夏退団を表明している。

 同選手の去就を巡っては、先月下旬に代理人がバイエルン・ミュンヘンと交渉にあたっていたが、バルセロナと3年契約を結ぶことで合意に至ったと伝えられていた。また、バルセロナは今月3日にかつてオランダ代表を率いていたロナルド・クーマン監督の来季続投を公式発表。これにより、周囲ではワイナルドゥムのバルセロナ加入が濃厚という見方が広まっていた。

 ところが、ここにきてPSGが選手サイドに3年契約のオファーを提示した模様。年俸はバルセロナが用意した金額の2倍にのぼるものとみられる。これにより、バルセロナが年俸の引き上げを行わない場合には、PSGへの移籍がほぼ確実になるようだ。