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レアル復帰のアンチェロッティ、インテルのオファー拒否が明るみに!

カルロ・アンチェロッティ 写真提供: Gettyimages

 今季までエバートンを率いていたカルロ・アンチェロッティ氏は今月に入ってレアル・マドリードの指揮官に就任しているが、インテルからのオファーを拒否していたようだ。4日、イギリスメディア『デイリーメール』が報じている。

 アンチェロッティはミラン、パリ・サンジェルマン、レアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘンなど複数クラブを率いた後、2019年12月にエバートンの監督に就任。今季は昨年末の時点でプレミアリーグ2位と好調を維持していたが、今年3月以降に勝ち点を積み重ねられず、10位でシーズンを終えていた。

 アンチェロッティはエバートンとの契約を2024年6月まで残していたが、レアル・マドリードから監督就任の打診を受けたことにより、今月1日付で解除。ジネディーヌ・ジダンの後任として6年ぶりにレアル・マドリードの指揮官に就任している。

 ただ、アンチェロッティにはレアル・マドリードのみならず、インテルからもオファーが届いていた模様。しかし、ミランでUEFAチャンピオンズリーグ優勝を成し遂げた過去を持つ同氏は、ミランに対する特別な感情を持っていることから、ライバルクラブからの監督就任の打診を断っていたようだ。

 なお、インテルはアントニオ・コンテの後任として、今季までラツィオを率いていたシモーネ・インザーギ氏の招へいを公式発表している。