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アーセナル退団のスペイン代表MFが古巣復帰を熱望!レアルでも構想外に…

ダニ・セバージョス 写真提供: Gettyimages

 レアル・マドリードからアーセナルへレンタル移籍していたスペイン代表MFダニ・セバージョスは、レアル・ベティスへの復帰を望んでいるようだ。28日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 現在24歳のセバージョスは2019年夏に1年レンタルでアーセナルに加入。昨夏にはアーセナルが完全移籍での獲得にむけてレアル・マドリードと交渉を行っていたものの、合意に至らなかったことをうけて今年6月までレンタル期間を延長。今季は公式戦25試合で先発出場したが、今シーズン終了後に本人が自身のSNSアカウントを通じてアーセナル退団を明言している。

 セバージョスはレアル・マドリードとの現行契約を2023年6月まで残している。しかし、ジネディーヌ・ジダンの後任監督に関係なく、来季の構想には含まれていないものとみられ、今夏退団の噂が飛び交っている。

 その中、セバージョス本人はスペインメディアのインタビューで「僕がレアル・ベティスを大いに好んでいることを誰もが知っている。これまでレアル・ベティスが僕にもたらしてくれたものに愛情を感じているよ。早かれ遅かれ、もう一度ベティスのユニフォームを着ることは明らかだね」と古巣クラブに対する思いを語っている。

 なお、セバージョスは先月29日のUEFAヨーロッパリーグ準決勝・ビジャレアル戦1stレグで後半に2枚目のイエローカードを貰い退場。この試合ではハーフタイムにミケル・アルテタ監督からあらかじめ注意されていたにも関わらず退場処分となったことが話題となっており、この退場劇がアルテタ監督の同選手に対する評価を決定づけるものになったとみられている。