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PSG、イタリア代表DFの買取OP行使せず。ローマ復帰も…

アレッサンドロ・フロレンツィ 写真提供: Gettyimages

 パリ・サンジェルマン(PSG)はローマからレンタルにより加入していたイタリア代表DFアレッサンドロ・フロレンツィの買い取りオプションを行使しないという決断を下したようだ。28日、イタリアメディア『トゥットメルカート』が報じている。

 フロレンツィは2010年のトップチーム昇格以降、主力として長らくローマに在籍していたが、パウロ・フォンセカ前監督のもとで出場機会が激減。昨年1月にバレンシアへレンタルにより放出されると昨年9月にはPSGへ買い取りオプションが付帯された1年間の期限付き移籍により加入。今季は公式戦32試合に先発出場していたが、PSGはリーグタイトルを逃している。

 フロレンツィに関するPSGとローマの取引においては、900万ユーロ(約11億3000万円)による買い取りオプションが付帯されている。しかし、PSG首脳陣は同選手の買い取りオプション行使にが動かない方針を固めているとのことだ。

 また、フロレンツィはローマとの現行契約を2023年6月まで残しているが、ジョゼ・モウリーニョ新監督の構想に含まれているかどうか不透明であるようだ。リーグアンの舞台で復調の気配を見せていたものの、場合によっては他クラブへ移籍するかもしれない。