ブンデスリーガ バイエルン・ミュンヘン

バイエルン、元ドルトムントDF獲得に興味!インテルは財政面で問題抱える

アクラフ・ハキミ 写真提供: Gettyimages

 バイエルン・ミュンヘンはボルシア・ドルトムントでプレーした過去を持ち、現在インテルに在籍しているモロッコ代表DFアクラフ・ハキミの獲得に興味を示しているようだ。15日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。

 ハキミは2017年夏にレアル・マドリードでトップチーム昇格を果たした後、翌2018年夏から2シーズンにわたりボルシア・ドルトムントにレンタルの身で在籍。そして昨夏にインテルへ完全移籍により加わると、今季はここまで公式戦33試合に先発出場し7ゴール10アシストをあげるなど、スクデット獲得に大きく貢献している。

 ハキミはインテルとの契約期間を2025年6月まで残しているが、かねてから今夏の去就が不透明となっている。また、インテルはセリエA優勝にもかかわらず、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり財政面で問題を抱えている。先日にはスティーヴン・チャン会長から選手に対して給与カットの申し出があったが、選手たちはこれを拒否したと伝えられていた。

 その中、バイエルンは同選手の獲得へ5000万ユーロ(約65億円)を用意している模様。ブンデスリーガ9連覇という偉業を成し遂げたものの、オーストリア代表DFダビド・アラバ、元ドイツ代表DFジェローム・ボアテング、スペイン人MFハビ・マルティネスの今夏退団が決定していることもあり、新戦力確保へ本腰を入れているものとみられる。

 なお、ハキミの代理人は先日のメディアインタビューで本人がインテルでのプレーに満足していることを明かしていた。