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モウリーニョ監督就任のローマ、今夏レアルMF獲得へ本腰!移籍金39億円が必要に

イスコ 写真提供: Gettyimages

 ローマはジョゼ・モウリーニョ氏が来季から指揮を執ることが決まっているが、レアル・マドリードに所属するスペイン代表MFイスコの今夏獲得を望んでいるようだ。

 現在29歳のイスコはポジション争いが激しいレアル・マドリードにおいてレギュラー定着に至らず、これまでも移籍市場期間になると再三にわたり退団の可能性がささやかれていた。また、同選手は今季ここまで公式戦27試合でピッチに立っているものの、そのうち先発メンバーに名を連ねたのはわずか10試合となっている。

 イスコはレアル・マドリードとの契約期間を2022年6月まで残している。同選手の去就を巡っては、今冬にアーセナルが興味を示していたが残留に落ち着いていた。

 その中、ローマのモウリーニョ次期監督とチアゴ・ピントSD(スポーツディレクター)はイスコの獲得を目指すことで意見が一致した模様。また、同選手の獲得には3000万ユーロ(約39億円)が必要であるものとみられる。

 なお、イスコにはセビージャも関心を寄せているが、1500万ユーロ(約19億円)しか用意していないことから獲得の可能性が低いという見方が広まっている。果たしてレアル・マドリードで本来のパフォーマンスを発揮できていない同選手がセリエAへ舞台を移すことはあるのだろうか。