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鈴木優磨に来季CL出場の可能性残すトルコ強豪クラブが興味!STVVは5億円要求も…

鈴木優磨 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズでプレーした過去を持ち、現在ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のシント=トロイデンVV(STVV)に在籍しているFW鈴木優磨は今夏移籍が噂されているが、新たにスュペル・リグ(トルコ1部)の強豪クラブであるフェネルバフチェが興味を示しているようだ。4日、トルコメディア『Fotospor』が報じている。

 鈴木優磨の去就を巡っては、STVVが新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて資金調達を行う必要性に迫られれていると伝えられる中、ペーター・マース監督がベルギー国内メディアのインタビューにおいて同選手の今夏退団が濃厚となっていることを認めるコメントを残していた。

 また、STVVの立石敬之CEO(最高経営責任者)も鈴木優磨の残留が厳しいという見解を示している。くわえてブンデスリーガ(ドイツ1部)のヘルタ・ベルリンやリーグアン(フランス1部)のサンテティエンヌをはじめ10以上のクラブが同選手の獲得に関心を寄せている。

 一方、選手サイドは来季欧州カップ戦に出場する可能性の高いクラブへの移籍を望んでいると伝えられているが、その中でフェネルバフチェが興味を示している模様。

 フェネルバフチェはリーグ戦残り3試合となる中、すでに勝ち点76を獲得しており2位につけているが、1ポイント差で迫る3位ガラタサライと来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権をかけて争っている。

 また、STVVは現在フェネルバフチェからベルギー1部のワースランド・ベフェレンへレンタルにより加入しているスイス人FWミヒャエル・フレイの獲得を望んでいることから、フレイが交渉材料に盛り込まれる可能性があるようだ。

 なお、STVVは鈴木優磨の獲得を望むクラブに対して、移籍金として400万ユーロ(約5億2000万円)を要求していると報じられている。