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禁断の移籍拒否のレアルFWルーカス・バスケス、西紙がセリエA参戦を予想。伊メディアは…

ルーカス・バスケス 写真提供: Gettyimages

 レアル・マドリードのスペイン人FWルーカス・バスケスはライバルクラブであるアトレティコ・マドリードへの移籍を拒否しているが、レアル・マドリードとの契約更新を行わない場合にはセリエAに参戦するかもしれない。4日、スペイン紙『アス』が報じている。

 ルーカス・バスケスはレアル・マドリードの下部組織出身であり、一度エスパニョールへ完全移籍により加入したものの、2015年夏にレアル・マドリードに復帰。バックアッパーという立場でありながらもこれまでUEFAチャンピオンズリーグ3連覇をはじめ多くのタイトル獲得を成し遂げている。同選手は今季ここまで公式戦30試合に先発メンバーに名を連ねている一方で右サイドバックとして出場する機会が増加。しかし、先月10日に行われたバルセロナとのクラシコで負傷したことにより一足早くシーズンを終えている。

 同選手はレアル・マドリードとの現行契約が今年6月で満了を迎えるが、先月下旬にクラブ首脳陣が新契約のオファーにおける年俸額を選手サイドが要求していた500万ユーロ(約6億3000万円)まで引き上げることを決断したことにより、今夏残留の可能性が高まったという見方が広まっている。

 また、今月はじめには右サイドバックの選手層強化を目指すアトレティコ・マドリードから関心を寄せられていたが、ルーカス・バスケス本人が断っていたことが明らかになっている。

 その中、『アス』は同選手がレアル・マドリードとの契約延長に応じない場合の移籍先候補としてミランを挙げている。一方でイタリアメディア『カルチョメルカート』はミランが選手サイドからの年俸500万ユーロという要求に応じることができないと主張している。

 なお、本人は先月上旬に行われたUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝・リバプール戦1stレグの試合後インタビューにおいてレアル・マドリード残留を望んでいることを明かしている。