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ミラン、イタリア代表MFの買取OP行使を決断か!今季23試合で先発出場

サンドロ・トナーリ 写真提供: Gettyimages

 ミランは昨夏ブレシアからレンタル移籍により獲得したイタリア代表MFサンドロ・トナーリの買い取りオプション行使を決断したようだ。4日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

 ブレシアの下部組織出身であるトナーリは2018年にトップチームに昇格。ユベントスやインテルなど複数クラブが争奪戦を繰り広げる中、ブレシアとの契約期間を2022年6月まで延長した上で昨夏にミランへ1年レンタルにより加入。今季はここまで公式戦23試合に先発出場しており、クラブの上位躍進に貢献している。

 ミラン首脳陣はかねてから同選手の将来性を評価。すでにレンタル料として1000万ユーロ(約12億6000万円)を支払っているが、今季終了後にも1500万ユーロ(約19億5000万円)による買い取りオプションを行使する模様。また、ミランは同選手を完全獲得した場合にはブレシアに対して最大で1000万ユーロのボーナスを支払うものとみられる。

 ミランの中盤でコートジボワール代表MFフランク・ケシエやアルジェリア代表MFイスマエル・ベナセルらとのポジション争いを演じているトナーリだが、将来的にミランの中心選手になることを多くのファンから期待されている。