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日本代表FW浅野拓磨、新天地はスペインか!今季ラ・リーガ昇格の可能性残す

浅野拓磨 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのサンフレッチェ広島やプレミアリーグのアーセナルに在籍した過去を持つ日本代表FW浅野拓磨はセルビア強豪クラブのパルチザン退団を表明しているが、同選手の移籍先候補にセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)のUDアルメリアが挙がっているようだ。5日、『Direktno』が報じている。

 浅野拓磨はシュツットガルトやハノーファーへレンタル移籍で在籍した後、2019年夏にアーセナルからパルチザンへ完全移籍により加入。今季は左ウイングを主戦場にここまで公式戦38試合に出場し21ゴール10アシストをマーク。リーグ戦では18ゴールをあげており、欧州1部リーグにおける日本人の最多得点記録を更新していた。

 しかし、浅野拓磨本人は今月2日の自身のブログを通じて給与未払いやクラブ側の対応を理由に契約解除に踏み切ったことを発表。これに対してパルチザン側は公式サイトを通じて同選手があくまでも一方的に契約解除を表明したにしかすぎず、契約不履行であるという内容の声明を発表している。

 その中、UDアルメリアは同選手の獲得に興味を示している模様。アルメリアは今季リーグ戦残り5試合の時点で勝ち点63を獲得しており3位につけている。2位のマヨルカとは8ポイント差をつけられているためラ・リーガへの自動昇格は厳しいが、昇格プレーオフへの参戦することが濃厚となっている。

 なお、浅野拓磨は以前にドイツやスペインなど欧州主要1部リーグへの復帰を目指していることを明かしている。パルチザンとの問題を抱える中、UDアルメリアからオファーが届くことはあるのだろうか。