ラ・リーガ バルセロナ

バルサ、元ドイツ代表DF獲得に興味示さず。今夏バイエルン退団がほぼ確実も…

ジェローム・ボアテング 写真提供: Gettyimages

 バルセロナは今季終了後にバイエルン・ミュンヘンを退団することが決定的となった元ドイツ代表DFジェローム・ボアテングの獲得には向かわないようだ。9日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。

 ボアテングは2011年夏にマンチェスター・シティからバイエルンへ加入。守備陣における主力としてこれまで8度のブンデスリーガ制覇、5度にわたるDFBポカール優勝、2度のUEFAチャンピオンズリーグ優勝に大きく貢献。今季もここまで公式戦31試合に先発出場するなどチームの躍進を支えているが、バイエルン首脳陣は今年6月に満了を迎えるボアテングとの契約を更新しない意向を固めている。

 バルセロナは守備陣の強化が今夏のマーケットにおける課題となっており、すでにマンチェスター・シティからスペイン人DFエリック・ガルシアをフリーで獲得することがほぼ確実となっている。ただ、現在21歳であるスペイン人DFオスカル・ミンゲサが頭角を現していることもあり、32歳のボアテング獲得には向かわないという見方が広まっているようだ。

 なお、バイエルンは今年に入ってオーストリア代表DFダビド・アラバの退団を発表しているが、同選手に関してはレアル・マドリード、バルセロナ、パリ・サンジェルマンなど複数クラブが関心を寄せている。