セリエA インテル

インテル、今季20得点のアタランタFWをトップターゲットに!獲得には39億円が必要か

ルイス・ムリエル 写真提供: Gettyimages

 インテルはベルギー代表FWロメル・ルカクとアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスによる強力な2トップを擁しているが、今夏にアタランタのコロンビア代表FWルイス・ムリエルの獲得に乗り出すようだ。27日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 現在29歳のムリエルは2019年夏にセビージャからアタランタへ完全移籍により加入すると、移籍1年目の昨季は公式戦41試合に出場し19ゴールをマーク。今季はここまで公式戦37試合に出場し20ゴール9アシストをあげているが、先発メンバーに名を連ねたのは20試合となっており、レギュラー定着には至っていない。

 一方でインテルは現在セリエAで首位に立っているものの、UEFAチャンピオンズリーグではグループステージでの敗退となっただけに、アントニオ・コンテ監督はカウンターでより対戦相手に脅威を与えるストライカーの獲得を望んでおり、トップターゲットとしてムリエルをリストアップしたようだ。

 なお、ムリエルとアタランタの現行契約は2023年6月に満了を迎えるほか、同選手の獲得には3000万ユーロ(約38億9000万円)を要するものとみられる。セリエAで16ゴールをあげ、現在得点ランキング3位につけているムリエルはこれまでイタリアやスペインの複数クラブを渡り歩いてきたが、自身のキャリアにおいて初めてとなるビッグクラブ加入が実現することはあるのだろうか。