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インテル、コンテ監督がイスコ獲得を熱望か。移籍金は約25億円

写真提供: Gettyimages

 インテルが、レアル・マドリードに所属するスペイン代表MFイスコの獲得に興味を示しているようだ。スペイン『スポルト』が報じた。

 2013年夏にマドリードに加入したイスコは、ラ・リーガ随一の巧みなボールコントロールとパスセンスを武器に、在籍約7年半で公式戦通算327試合に出場して51ゴール55アシストを記録。しかし、ジネディーヌ・ジダン監督の信頼を徐々に失うと、今季は20試合の出場のうち、その大半が途中出場となっている。

 今冬にも退団の可能性が取り沙汰されたイスコの現行契約は2022年夏までとなっており、マドリードは現時点で同選手に契約延長オファーを用意していないという。そのため、フリーでの退団を避けるべく、セビージャなどの複数国内クラブが関心を示すイスコを今夏に売却したいと考えているようだ。

 そんななか、インテルを率いるアントニオ・コンテ監督がイスコの獲得を熱望している模様。ただ、オーナー企業である中国の「蘇寧グループ』が経営難に陥っている同クラブは、昨夏にマドリードから獲得したモロッコ代表DFアクラフ・ハキミの移籍金を全額払いきれておらず、イスコ獲得に必要な移籍金2000万ユーロ(約25億7000万円)を払うのが難しい情勢とのことだ。