セリエA フィオレンティーナ

フィオレンティーナ、プランデッリ監督の辞任発表…イアキーニが指揮官復帰へ

チェーザレ・プランデッリ 写真提供: Gettyimages

 セリエAのフィオレンティーナは23日、チェーザレ・プランデッリ監督の辞任を公式発表している。

 フィオレンティーナは今夏にイタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラをはじめ複数選手の獲得に成功したもののシーズン序盤から黒星が先行すると、昨年11月にジュゼッペ・イアキーニ監督を解任し、プランデッリ氏を招へいしていた。しかし、監督交代後もチーム状況が好転することはなく、21日に行われたセリエA第28節・ミラン戦では2-3と敗れたことにより勝ち点29の14位とセリエA残留争いに巻き込まれている。

 プランデッリ監督はフィオレンティーナとの契約期間を今年6月まで残していたが、23日に本人から辞任の申し出がありクラブ首脳陣もこれを了承している。なお、同監督の後任としてイアキーニ氏が再び指揮官に就任するものとみられ、地元メディアは両者が合意に達したと報じている。

 なお、フィオレンティーナはインターナショナルマッチウィーク明けの4月3日にジェノアとの対戦を控えている。セリエB降格圏の18位カリアリと7ポイント差であるだけに、残り2カ月間は勝ち点を落とせない試合が続く。