Jリーグ V・ファーレン長崎

V・ファーレン長崎、ブラジル人MF獲得へクラブ間交渉継続もチームメイトがSNSで…

V・ファーレン長崎

 明治安田生命J2リーグのV・ファーレン長崎はブラジル人MFウェリントンの獲得にむけて引き続きカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のアトレチコ・ゴイアニエンセとのクラブ間交渉を行っているようだ。23日、ブラジルメディア『DRAGAO GOIANO』が伝えている。

 ウェリントンはプロデビュー後に2度フリーの身となっていたが、2019年12月にセリエC(3部相当)フェロヴィアリオACへ加わると本職の左ウイングで頭角を現し、昨年10月にアトレチコ・ゴイアニエンセへ加入。シーズン途中での移籍ではあったものの、2020シーズンは公式戦13試合で先発出場。自身のフットボールキャリアにおける分岐点を迎えている。

 ウェリントンはアトレチコ・ゴイアニエンセとの契約期間を2022年12月まで残しているが、同選手の去就を巡っては、今月はじめにV・ファーレン長崎が56万レアル(約1000万円)による1年レンタル、買い取り義務付きという条件でオファーを提示したものの、アトレチコ・ゴイアニエンセ側はこれを拒否。

 これを受けて、長崎はレンタル料を150万レアル(約2900万円)まで増額した上で再度オファーを提示。アトレチコ・ゴイアニエンセは支払い方法に対して難色を示していると伝えられていたが、日本の移籍ウィンドウが閉鎖まで残り約1週間となっている中でもクラブ間交渉は続いているようだ。

 一方、同選手のチームメイトがSNSにおいてウェリントンとのツーショット写真をあげるとともにウェリントン退団を示唆するコメントを残していることから、日本行きの可能性が高いという声も上がっているようだ。