サウサンプトンのラルフ・ハーゼンヒュットル監督は日本代表から招集を受けたFW南野拓実について言及している。英紙『インデペンデント』など複数メディアが報じている。
冬の移籍市場でリバプールからサウサンプトンへとシーズン終了までのレンタル移籍で加入した南野。これまで同クラブでは6試合に出場し2ゴールを記録している。日本サッカー協会は(JFA)は今月25日に行われる韓国代表、30日に行われるモンゴル代表戦のメンバーを発表。新天地で活躍を見せる南野の名前もリスト入りしている。
南野はイギリスへと帰国後、10日間の隔離措置が行われることが想定されており、ハーゼンヒュットル監督は新型コロナウイルス下における代表招集に対して「南野は招集されるだろう。長旅になるだろうし、肯定できるものではない。そして彼の他にも複数の選手が招集を受けるだろう。正直なところ、現在の国をまたぐ難しさや、帰国後に再び起用可能になるまでのことを考えると、私にとってはナンセンスなことだ。この状況下で渡航しなければならない理由は私にはわからないよ」とコメントを残した。
サウサンプトンは来月4日にバーンリー、12日にはウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンとの対戦を控えている。複数主力選手が起用不可となった場合、ハーゼンヒュットル監督にとっては大きな痛手となりそうだ。
コメントランキング