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インテル、モロッコ代表DFが現状に満足もナポリ移籍の可能性に…

アクラフ・ハキミ 写真提供: Gettyimages

 インテルのモロッコ代表DFアクラフ・ハキミはレアル・マドリード在籍時にナポリ移籍に近づいた過去を持つが、将来的にナポリへ加入する可能性を除外してないようだ。17日、イタリア・ナポリの地元メディア『Radio Kiss Kiss』が報じている。

 現在22歳のハキミは昨夏にレアル・マドリードからインテルへ完全移籍により加入。今季はアントニオ・コンテ監督のもとでここまで公式戦30試合に出場し6ゴール6アシストをあげるなど、チームの躍進に大きく貢献している。また、同選手は2017年夏にレアル・マドリードでトップチーム昇格を果たしているが、翌2018年にボルシア・ドルトムントへ2年レンタルにより加入していた。

 ハキミの代理人は先月中旬に同選手がマウリツィオ・サッリの率いるナポリへ加入する可能性があったことを明かしていたが、『Radio Kiss Kiss』のインタビューにおいて「彼はインテルでとてもうまくやれているよ。コンテは偉大な指揮官であり、アクラフのプレースタイルにはまっているね。インテルでの経験によって彼はより良いフットボーラーになるだろう」とインテルでの現状に満足感を示している。

 ただ、ナポリへ加入する可能性について質問を受けると「ひとりのアルゼンチン人としてナポリは私の心のクラブのひとつだ。偉大な選手たちがここでプレーしてきたし、我々は将来について何も可能性を除外することはできない」と語っている。

 インテルで今シーズンの躍進に主力という立場で大きく貢献しているハキミだが、今後数シーズン以内で同じセリエAを舞台に所属クラブを変えることはあるのだろうか。