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柏レイソル、南米王者からブラジル人DFの獲得が決定的に!数日以内に公式発表か

柏レイソル 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの柏レイソルはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のパルメイラスからブラジル人DFエメルソン・サントスを獲得することがほぼ確実になったようだ。3日、アメリカメディア『ESPN』が報じている。

 エメルソン・サントスは2015年にボタフォゴFRの下部組織からトップチーム昇格を果たした後、2018年にパルメイラスへ加入。その後、インテルナシオナルSCへレンタルにより1年半在籍した後、パルメイラスへ復帰して臨んだ2020シーズンは公式戦21試合の出場している。しかし、コパ・リベルタドーレス決勝・サントス戦や中東で開催されたFIFAクラブワールドカップ2020での2試合では出番がなく、その後のリーグ戦ではベンチ外となると、シーズン終了間際にパルメイラス退団の可能性がささやかれていた。

 同選手の去就を巡っては、ブラジル国内の複数クラブが獲得に興味を示す中、柏レイソルが先月にパルメイラス首脳陣と交渉を行ったことが報じられていた。その中、『ESPN』はクラブ間交渉が最終段階に入っており、パルメイラスが近日中にエメルソン・サントスの退団を公式発表すると主張している。

 また、エメルソン・サントスとパルメイラスの現行契約が2022年12月まで残っているため今回の取引では移籍金が発生するが、柏レイソルは保有権の70%を獲得するために900万レアル(約1億7000万円)を支払うものとみられる。

 なお、昨季終了後にケニア代表FWマイケル・オルンガを放出した柏レイソルはすでにMFロドリゴ・アンジェロッティとMFドッジの獲得を決めているほか、ボタフォゴFRからFWペドロ・ラウルを獲得することでクラブ間合意に達している。