バイエルン・ミュンヘンを今季終了後に退団することが決まっているオーストリア代表DFダビド・アラバを巡り、ドイツ国外の複数クラブが争奪戦を繰り広げているようだ。2日、スペイン紙『アス』が伝えている。
ダビド・アラバはこれまで数多くのタイトル獲得に大きく貢献しており、今季もディフェンス陣で必要不可欠な戦力であり続けている。一方、バイエルンとの現行契約が今年6月に満了を迎える中、両者は昨年から交渉を重ねてきた。しかし、昨年10月にクラブ首脳陣が新契約のオファーを行ったものの、選手サイドが拒否したこともあり、今年2月中旬に今季終了後の退団が公式発表されている。
同選手の去就を巡っては、一部のスペインメディアが今年1月にレアル・マドリードが年俸1100万ユーロ(約13億8000万円)による4年契約でオファーを提示し、選手サイドと合意に達したと報じていた。しかし、先月下旬にパリ・サンジェルマン(PSG)が同選手に対して正式にオファーを提示したと伝えられているほか、マンチェスター・シティも関心を示しており、『アス』はすでに獲得レースが展開されていると主張している。
なお、バイエルンはダビド・アラバの後釜としてRBライプツィヒに所属するフランス代表DFダヨ・ウパメカノと2026年6月までの契約期間により獲得を決めている。
コメントランキング