Jリーグ レノファ山口

レノファ山口に昨季在籍のイウリ、ブラジル2部クラブへの加入確実に!

レノファ山口サポーター 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J2リーグのレノファ山口に昨季在籍していたブラジル人FWイウリはブラジル国内クラブへの加入がほぼ確実になっているようだ。26日、ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。

 イウリは2019年夏にプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)のポルティモネンセに加入するものの、リーグ戦で5試合の先発出場にとどまるなど出場機会に恵まれなかった。しかし、昨年にレノファ山口に1年レンタルにより加入するとJ2リーグ24試合で先発メンバーに名を連ねて9ゴール4アシストをマーク。リーグ最下位に沈んだチーム状況とは裏腹に本来のパフォーマンスを取り戻していたが、昨年12月上旬に家族の健康状態を理由にブラジルへ帰国すると、レノファ山口は今年1月に期限付き移籍期間満了を公式発表していた。

 同選手の去就を巡っては、本人が自身のインスタグラムアカウントにおいてファンからの「日本に戻ってくるのか」というファンの質問に対して「イエス」と答えていることから、Jリーグ再挑戦の可能性があるという見方が広まっていた。

 ところが、今月中旬にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のセントロ・スポルチーヴォ・アラゴアーノ(CSA)加入にむけて交渉を進めていると伝えられると、25日からすでに全体トレーニングに参加。またクラブは26日の時点でイウリの獲得を公式発表していないものの、CSAのモザルト監督は「まさに我々が求めていた選手だ。彼を獲得できてとても満足している」とコメントを残していることから、CSA加入が既定路線という見方が広まっているようだ。