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ナポリ、今夏にサッリ再招へいへ!ガットゥーゾ監督のもとEL敗退で…

マウリツィオ・サッリ 写真提供:Gettyimages

 ナポリは今季終了後にマウリツィオ・サッリの再招へいに動くかもしれない。26日、イタリア紙『トゥットスポルト』が伝えている。

 ナポリは2019年12月からカルロ・アンチェロッティにかわりジェンナーロ・ガットゥーゾがクラブを率いており、昨季はコッパ・イタリアのタイトルを手に入れていた。同監督の去就を巡っては、先月24日に行われたエラス・ベローナ戦で1-3と敗れたことをきっかけに進退問題が浮上したものの、今月13日に開催された第22節・ユベントス戦で勝利を収めたことにより、続投の可能性が報じられていた。

 しかし、ナポリは先週なかばのUEFAヨーロッパリーグのベスト32・グラナダ戦1stレグで敗戦。21日に行われたセリエA第23節・アタランタ戦でも敗れると試合後に行われるガットゥーゾ監督の記者会見が行われなかった。そして25日に開催されたグラナダ戦2ndレグでは勝利したものの、アウェイゴール差によりヨーロッパリーグ敗退となっている。

 その中、ナポリ首脳陣はかつてナポリやチェルシー、ユベントスを率いていたサッリ氏を再び指揮官に迎え入れることを望んでいる模様。同氏は先日、オリンピック・マルセイユから監督就任のオファーを受けた際にシーズン途中からの指揮に否定的な見解を示し、これを却下していた。なお、ガットゥーゾ監督とナポリの現行契約は今年6月に満了を迎えるが、現時点で契約延長に向けた動きは見られていない。