ラ・リーガ レアル・マドリード

野戦病院化レアルでブラジル代表MFカゼミーロの奮闘光る。直近2カ月で…

カゼミーロ 写真提供: Gettyimages

 レアル・マドリードのブラジル代表MFカゼミーロはチームメイトが次々と負傷離脱する中でほぼ毎試合ピッチに立っている。16日、スペイン紙『マルカ』が同選手のデータを紹介している。

 レアル・マドリードは今季ここまで多くの怪我人を抱えており、現在はスペイン代表DFセルヒオ・ラモス、ベルギー代表FWエデン・アザール、ブラジル代表DFマルセロをはじめトップチーム登録されている複数選手が戦列を離れている。また、スペイン代表DFダニエル・カルバハルが14日に開催されたラ・リーガ第23節・バレンシア戦で右脚の筋肉に問題を抱えて再離脱となったことにより、クラブ内における今季の負傷離脱回数がのべ40回に達したことが話題を呼んでいる。

 その中、カゼミーロは今季ここまで負傷離脱はなく、公式戦27試合に出場し5ゴール2アシストをマーク。また、昨年12月中旬に行われたラ・リーガ第19節・アスレティック・ビルバオ戦では累積警告による出場停止となっていたが、それ以降は全試合でフルタイム出場を果たしている。

 そして今週末に控える第24節・レアル・バジャドリード戦でも先発メンバーに名を連ねることが予想されており、直近の56日間で12試合をこなすという働きぶりにスペインメディアも注目しているようだ。負傷者を多く抱える現状に頭を抱えるジネディーヌ・ジダン監督にとって、一度も離脱していないカゼミーロは頼れる存在であるに違いない。