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浦和のリカルド・ロドリゲスが国外最優秀スペイン人監督に選出!徳島ヴォルティスでJ1昇格

徳島ヴォルティスを率いていたリカルド・ロドリゲス監督 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの浦和レッズを率いるリカルド・ロドリゲス氏は、海外の最優秀スペイン人監督に選出されたようだ。8日、スペインメディア『Migrantes Del Balon』が報じている。

 リカルド・ロドリゲス氏は2017年に徳島ヴォルティスの指揮官に就任すると、緻密なポジショニングを基本とした戦術を浸透させることに成功。2019シーズンはJ1参入プレーオフで決定戦まで進出したが、J1リーグ16位の湘南ベルマーレと引き分けたことにより、あと一歩のところで昇格を逃していた。しかし、今季は序盤から好調を維持し25勝9分8敗、勝ち点84を獲得。見事J2リーグ優勝を果たすとともにJ1リーグ昇格という目標を達成していた。

 ただ、同氏は昨季終了後に徳島ヴォルティス首脳陣から慰留される中、浦和レッズの指揮官に就任。今年1月にチーム始動日から選手に対して身振り手振りを交えて熱心に指導。現在は沖縄キャンプで戦術の浸透を図っている。

 その中、リカルド・ロドリゲス氏は今年1月中旬、バルセロナでプレーした過去を持ちカタールのアル・サッドを率いている元スペイン代表のシャビ・エルナンデス氏らとともに『Migrantes Del Balon』が主催する海外の最優秀スペイン人監督投票にノミネートされると、70.7%という圧倒的な得票率を得て選出されている。