Jリーグ 大分トリニータ

大分トリニータ、ブラジル人MFを1年レンタルで獲得決定的に。一度はオファー却下も…

大分トリニータのサポーター 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの大分トリニータはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のアトレチコ・ゴイアニエンセからブラジル人MFマテウス・ペレイラをレンタルで獲得することが決定的となったようだ。5日、ブラジルメディア『sagres』が伝えている。

 現在24歳のペレイラは2017年にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のフィゲイレンセでプロデビュー。昨年はレギュラーとして出場機会を重ねて11月にアトレチコ・ゴイアニエンセに加入するものの、移籍後はリーグ戦で5試合の先発出場に終わるなど、厳しい立場に置かれている。

 アトレチコ・ゴイアニエンセとの契約期間が2022年12月まで残っている中、同選手の去就を巡っては、1月中旬に大分トリニータが1年レンタルで獲得オファーを提示したものの、却下されており、選手サイドも残留の意思を示していた。それでも大分トリニータはクラブ間交渉を続けると、今週に100万レアル(約2000万円)による1年レンタルという条件で再度ペレイラ獲得を打診したところ、アトレチコ・ゴイアニエンセはオファーに応じる姿勢を見せているようだ。

 なお、『sagres』はアトレチコ・ゴイアニエンセが一転して放出に応じた理由として、1月下旬にリーグ戦で3連勝を飾ったことによりセリエB降格圏内の17位ECバイーアと9ポイント差つけ、4試合を残して残留する可能性が高まったことをあげている。