セリエA ローマ

インテル移籍破談のローマFWジェコがフォンセカ監督と和解!キャプテンマークは…

エディン・ジェコ 写真提供: Gettyimages

 ローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコはパウロ・フォンセカ監督との関係は修復されたようだ。3日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 ジェコは今季ここまで公式戦20試合に出場し8ゴールをあげているが、1月に行われたコッパ・イタリアのベスト16・スペツィア戦での不戦敗によるチームマネージャーの解任を巡りパウロ・フォンセカ監督と衝突。その後、クラブが同選手の負傷を公式発表する中で個別でのトレーニングを続けていたほか、公式戦ではベンチ外の状況が続いていた。ジェコの去就を巡っては、インテル移籍の可能性がとりざたされたが交渉は破談に終わり残留している。

 その後、ジェコ本人とフォンセカ監督は3日にクラブ施設において話し合いを行って和解に至った模様。また、同選手は今季ここまでキャプテンマークを巻いてピッチに立っていたが、チアゴ・ピントSD(スポーツディレクター)は今回の件を踏まえて当面はジェコ以外の選手にキャプテンを任せる方針を打ち出している。

 なお、ローマは6日にセリエA第21節・ユベントス戦を控えているが、この一戦でジェコはベンチ入りするものとみられる。フォンセカ監督の去就報道も駆け巡るなどクラブの周囲は騒がしい状況が続いていたが、今回の和解により落ち着きを取り戻すだろう。